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【台風12号(ジョンダリ)からの免許取得講習のお話】

2018/07/28
小型船舶免許 東京

【台風12(ジョンダリ)からの免許取得講習のお話】

 

 

みなさん。こんにちは。

 

異例の進路で日本列島へ突き進んでいる台風12号。

地域によっては避難されている方もおられるかと思います。

お気をつけてお過ごし下さい。

 

ここ浦安マリーナも本日は出港停止。

今夜がピークとの事で、雨風がどんどん強くなってきていますね。

船は天候の影響を非常に受けやすい乗り物です。

特に波風については、注意が必要ですのであらかじめ予報を良く確認しておく必要があります。

 

強風の日は波も大きくなりますし、風で針路を保ち難くなります。

ですので、本来であれば天候が怪しい日には出航しないに越した事はありません。

しかしながら、万が一航行中に台風に遭遇したらどうしたら良いでしょうか?

 

すでにボート免許をお持ちの方、特に1級免許をお持ちの方は聞いた事もあるかと思いますが台風避航という荒天時の航法があります。

ボート免許をお持ちでない方は、初めて聞いた言葉かもしれません。

小型船舶免許講習では、このような事も学習して行きます。

 

2級小型船舶免許でも天候の学習はしますが、1級となると更に深く掘り下げた内容を学習できます。

だからといって、難しい内容というわけではなくポイントを抑えて頂ければ、理解もしやすいかと思います。

 

今日は少しだけご紹介致しましょう。

 

まず、台風はご存知のように上空から見ると円形をしており、日本がある北半球では反時計回りをしています。

そして、進行方向に対して右側を「右半円」、左側を「左半円」と言います。

 

右半円は風が非常に強く「危険半円」とも呼ばれており、逆に左半円は比較的風が弱いため「可航半円」と呼ばれています。

 

 

そのため、万が一台風に遭遇してしまった場合は、自船がどこにいるのかを判断できなければなりません。

そのときに役立つのが、「バイス・バロットの法則」です。

 

この法則は、風を背に受けるようにして左手を斜め前に出したその方角が台風の中心(低気圧の中心)であると言うものです。

これを使えば台風の中心が分かり、更に風向きの経過を見ればどこにいるかを判断することも可能なのです。

※一言で言えば、風向きが時間とともに時計回りに変化していくのであれば自船が危険半円にいることになります!

 

どうでしょうか?詳しく知りたくなって来ませんか?笑

 

1級小型船舶免許の学科講習では、これに加えてどっちに進めば台風から離脱できるか等も学習して行きます。

更に大きくうねった波に対して、どのようにボートを操船すれば安全なのかも学習して行きます。

 

ボート免許講習では、座学にて学科講習を行うことと、実際に船に乗って行う実技講習がございます。

学科講習と実技講習を受講し、本番の国家試験に臨んで頂きます!

 

 

ご興味を持っていただけた方、ちょっとだけ気になった方は是非ともお気軽にお電話またはメールにてお問い合わせ下さいませ!

ボート免許講習などでご不明点がある方もお問い合わせ下さいね。

 

 

私たちと一緒にボート免許を取って、海で存分に遊びましょう!

 

浦安マリーナ マリンサポート

279-0032 千葉県浦安市千鳥1番地

Tel.047-316-5510